AIを用いた外科手術のナビゲーションを開発する株式会社Jmees(本社:千葉県柏市、代表取締役:松崎博貴)は、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州、以下「マイクロソフト社」)が提供する、スタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたことをお知らせいたします。
「Microsoft for Startups」に採択されたことにより、全国から収集した内視鏡外科手術動画に対して教師データを大量に作成するアノテーション作業のプラットフォーム構築や深層学習によるA Iモデル構築をAzureの活用によって推進します。

◆ 「Microsoft for Startups」とは

マイクロソフト社が提供し、世界140カ国以上でグローバル展開されているスタートアップ支援プログラムです。独自のイノベーティブなテクニカルソリューションを持つスタートアップ企業の成長促進を目的とし、当プログラムに選定されたスタートアップ企業は、Azureをはじめとしたマイクロソフト社の保有する強力なテクノロジーへのアクセスに加え、同社のパートナーネットワークを活用した、事業拡大に適した専用のリソースが提供されます。 https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/startups/default.aspx

◆ 株式会社Jmeesについて

株式会社Jmees(以下、Jmees)は2019年10月に設立された、国立がん研究センター東病院から生まれたスタートアップ企業です。Jmeesでは安全な内視鏡外科手術を実現するため、A Iを用いた外科医を支援するサービスを開発しています。 従来の手術は、熟練医が持つ優れた解剖構造の認識力、手術工程の計画力、術中の判断力など、全てがブラックボックスであるため、それらを習得するには多くの経験を積む必要があります。Jmeesが開発するAI手術支援システムは、手術映像をリアルタイムに解析し術者の認識力を支援することで、これまでより安全に手術が行えるようにします。