株式会社Jmees(所在地:千葉県柏市、代表取締役:松崎博貴)はMedVenture Partners株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:大下創)が管理・運営する「MPI-2号投資事業有限責任組合」を引当先とする第三者割当増資により、シリーズB資金4億円の追加資金調達を実施したことをお知らせいたします。

 

◆ AIを用いた内視鏡外科手術支援システム

低侵襲手術である内視鏡外科手術は患者への負担が少ないため手術件数が年々増加している一方、手術中の臓器損傷事故が絶えません。また熟練医が持つ優れた解剖構造の認識力は暗黙知であり、それらを習得するには多くの経験を積む必要がありました。弊社が開発するAIを用いた内視鏡外科手術支援システムは、手術映像内の誤認・見落としリスクのある対象臓器を自動検出し、手術映像内に強調表示することで執刀医の認識支援・注意喚起を行います。そして本システムの使用により、すべての人々に安全で質の高い治療を届けることを目指します。

◆ 資金の使途

AIを用いた手術支援システムの実現に向けて、開発の加速と採用強化を行います。また製品の市場導入に向けた販売体制構築を行います。

◆ 株式会社Jmeesについて

株式会社Jmeesは2019年10月に設立された、国立がん研究センター東病院から生まれたスタートアップです。国立がん研究センター発ベンチャーの認定を受け、「すべての人々に安全で質の高い治療を届ける」をミッションに、AIを用いて外科医を支援するサービスを開発しています。